「主観でないもの」とはなにか?
目の前にあるもの、客観的事実、科学・法則・原理・因果律‥‥。
それがいかに主観ではないのかを証明せよ。
不可能である。
証明するためには主観が必要になる。
なにかが主観ではないことをを証明しようとする試みは、それが主観的なものであることを証明することになる。
「主観でないものはなにか?」
主観が働き出した時点で、全ては主観になる。
知ろうとするものは、全ては主観になる。
考えているかぎり、全ては主観になる。
主観でない「もの」は存在しない。
「もの」として捉える物事は全て、そのように捉える以前に主観が生み出しているので「主観でないものはなにか?」という疑問は初めから矛盾している。
この疑問は、曖昧であやふやな理性が、ふとした思い付きで生み出したものである。何かを期待して。